教室紹介 Classroom introduction

教室紹介IHD(虚血性心疾患)

虚血性心疾患部門について

 2020年はコロナウイルス感染症への対応のため待機的な経皮的冠動脈インターベンション(PCI)が減少し、代わりに急性冠症候群(ACS)への対応が過去最多となったため、緊急PCIが3分の2近くを占めました(PCI総数112例、うち緊急PCI67例)。大学病院は教育機関でもありますので資格取得にも力を入れており、インターベンション治療学会専門医が2名、認定医が3名在籍しております。オペレーター育成のため緊急PCIにおいても専門医の指導の下、可能な範囲で認定医が治療を担当しています。研究としては虚血性心疾患のリスクファクター管理や島根県立中央病院と協力して出雲医療圏全体のACS発症に関する検討を行っております。

文責:遠藤 昭博
虚血性心疾患イメージ
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